放射線部のご紹介
当院では2020年2月にキヤノンメディカルシステムズのマルチスライス80列CT装置「Aquilion Prime SP / i Edition」を導入しました。
最新CT装置を導入したことにより、当院では冠動脈CT検査も含めて幅広い検査に対応可能となりました。
また、このCT装置は深層学習(ディープラーニング)を用いて設計された最新の画像再構成技術“AiCE-i”を搭載しています。
この最新の技術により息止め時間(患者負担)の短縮を行い、画質の大幅な向上が実現しました。
そして、当院にはX線CT認定技師が在籍しており、特に被ばくの低減に力を入れて取り組んでいます。
CTの画質を落とさずに被ばく線量を可能な限り低減させたプロトコルにて運用していますので、特に放射線被ばくが気になる小児や検診の方なども安全・安心に検査が受けられます。
当院CTの線量指標 CTDIvol「mGy」
検査項目 | DRLs2020 (全国標準 被ばく量) | 当院 |
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頭部単純ルーチン | 77 | 49 |
胸部1相 | 13 | 6 |
胸部~骨盤1相 | 16 | 8 |
上腹部~骨盤1相 | 18 | 9 |
冠動脈 | 66 | 52 |
小児頭部 <1歳 | 30 | 22 |
小児頭部 1~<5歳 | 40 | 29 |
小児頭部 5~<10歳 | 55 | 32 |